こんばんは。コウです。
最近は、屈むことがキツく室内撮影がメインとなっています。
屋外で立って撮影することはできるのですが、ローアングルの撮影は難しいようです。
そういう訳で、という事もありませんがテーブルフォトの撮影テクニックについて軽く書いてみようかと。
コウは、写真撮影の中でもマクロ撮影が一番好きなんじゃないかな?と思っていますが、あまりテーブルフォトはやっていませんでした。
ただ、一人の写真家に心を打たれテーブルフォトにも興味を持つようになりました。
その方は、以前もブログで紹介した水滴写真家の浅井美紀さんです。
今回、浅井さんの書いた撮影テクニックの本を購入したので、ご紹介したいと思います。
この記事の目次
しずく作品集&撮影テクニック | 浅井美紀
SONYさんのサイトで撮影テクニックを紹介していますが、やはり本になるとより詳しい解説になりますね。
揃える道具についても、「こうだからこれが良い。」や「こうなるからこれは駄目。」と書いてあります。
SONYさんのサイトでも、ある程度できると思いますが、失敗したくない方は2000円足らずですし購入して読まれた方が良いかと思います。
コウはこれまで、水滴を作るのに点眼容器を使っていましたが、これだとかなり大きい水滴になってしまうようですね。
本に習ってダ○ソーさんの化粧品コーナーにあるスポイトを購入したところ物凄く水滴が作りやすくなりました。
安いけど良い水滴が作れるところもGoodです!
まぁ、ただ本を読んでいると浅井さん随分100均が好きだなと思ってしまいますが、、、笑
それは置いておいて、撮影テクニックの本を読んで撮ってみた作例を紹介していきましょう。
今回頑張って撮影してみたのですがそれほど多く撮れなくて3作例となってしまいましたが、、、
まずはスポイトの流れで水滴写真から。
作例 ガーベラとカーネーション | LEICA DG MACRO 45mm
100均のスポイトを使う事で、かなり小さな水滴を作る事が出来たため、多くの水滴を並べる事ができました。
また、本中のアドバイスに従って水滴を調整したら、全ての水滴の中のカネーションにピントを合わせることができました。
こういう本を出してくれる事って本当にありがたいなと思っています。
ちなみに、浅井さんは水滴の花の後ろの背景も割と入れていますが、自分の場合は入れたくなかったので、花の後ろで壁に向かってストロボを焚いて白い背景にしてみました。
小物撮りをする方は、ストロボを焚いて白トビさせるテクニックはよく使うかと思いますが、参考までに書かせて頂きました。
次は、SONYさんのサイトでも書かれていたセロハンとLEDライトを使った独特の世界観の背景を作ってみました。
作例 ガーベラとピンク色の輝き | LEICA DG MACRO 45mm
この作例は本を見なくてもSONYさんのサイトを見れば撮れるかと思います。
ただ、本には前ボケについて書かれているものもありましたので、一応それに合わせて前ボケを作ってみました。
ただ、ちょっと存在感が大きすぎましたね。。。
本にはちゃんと前ボケについての注意点も書かれてあったのですが、前ボケを作りましたという意思表示をしたかったので、少し強調して作ってみました。
背景は見てわかると思いますが、ピンク色のセロハンにLEDライトを照射して作りました。
また、ガーベラの水滴は霧吹きでランダムに水滴を吹き付けた後、スポイトでバランスを考えながら水滴を配置しました。
ちなみに、外部ストロボで天井バウンスを行っています。
使ったストロボはDMW-FL360Lになります。
話変わりますが、最近このストロボの回転式のダイヤルが調子悪くて困っています。。。
修理費用いくらかかるでしょうか?
稀に、このダイヤルが壊れやすいという情報を目にしますが、自分にも降りかかってきましたね。
Nissinのi40ほどではないですがコンパクトで通常使用では十分の機能なので気に入っているのですが。。。
さて、最後の作例です。
こちらは水面の反射を利用した写真です。
作例 秋桜と満月 | LEICA DG MACRO 45mm
この作例は、黒いお盆に水をはってその反射を利用した写真ですね。
SONYさんのサイトには黒いお盆を使ってと書かれていたと思いますが、本には滑り止め加工がされているものは駄目だと書かれていました。
確かに凸凹のあるお盆でやってみたのですが、うまく反射しませんでした。
(水深があるとそれ程気にならないようです。)
当然ではありますが、やはり本の方が細かく書かれていますね。
本ではグラデーション等の壁紙(著作権フリー)や自分で撮影した写真をモニターや紙にプリントアウトして水面に映すと書かれていました。
そこで、コウは先日撮影した満月の写真を使ってみることにしました。
月といえば秋かな?と思い、秋にちなんだ秋桜を満月とコラボレーションです。
テーブルフォトだとこんな非現実的な写真も、合成なしで撮影できてしまうので楽しいですね。
ちなみに、秋桜をのせているのはビー玉で、右奥の玉ボケもビー玉です。
手前の薄い玉ボケは、モニターにシワを作ったラップを貼り付けてLEDライトで照らしてみました。
思ったより上手くいって満足です。
この写真は個人的にかなり気に入ってます。
他にも色々と写真をアップ出来たらなと思うのですが、中々沢山写真が撮れなくて。。。
そんな訳で作例に関しては、この3枚でおしまいです。
でも、この本にはまだまだ水滴写真のコツが色々と書かれています。また、タンポポの綿毛の採取の仕方や撮り方等とても詳しくアドバイスが書かれていました。
その他にもLitght roomでの現像のコツなんかもありました。
浅井美紀さんの作品も多数掲載されていますし、興味のある方は是非読んでみてはどうでしょうか?
コウももっと熟読して色々と作品づくりに役立てたいと思っています。
それでは、今日はこの辺で。
良い写真ライフを!