続いて中望遠。
この記事の目次
LUMIX 12-60mmとLEICA 12-60mmの中望遠域実写比較
こちらはワンショットしか比較していませんが、この辺りからやはりLEICA版が優位になってきていると思います。
LUMIX 12-60mm 40mm 開放(F5.5)
LEICA 12-60mm 40mm 開放(F3.9)
どちらも手前から3つ目のベンチにピントを合わせています。
これを見る限りではLEICA版の方が解像度がよくなってきています。
LUMIX版は解像度は落ちてきて甘くなってきていますね。
広角から標準域はLEICA版と互角以上の戦いを繰り広げていましたが、中望遠域になってくると差が出てくるようです。
LUMIX 12-60mm 40mm F5.6
LEICA 12-60mm 40mm F5.6
何故F5.6を載せた?と思われそうですが、0.1絞っただけなのにLUMIX版の解像度が改善されたためです。。。
かなりLEICA版に迫ってきたかなと。
そしてF8.0。
LUMIX 12-60mm 40mm F8.0
LEICA 12-60mm 40mm F8.0
F8.0まで絞ると解像度が逆転してLUMIX版の方が良くなっているようですね。
LEICA版は少し小絞りボケを起こし始めているように感じます。
LUMIX版は絞ると結構良い絵を出してきますね。
開放が好きな人には使いづらいかもしれませんが、それなりに絞る人では中望遠域の解像度は気にならないかもしれません。
最後に望遠域を見てみましょう。
LUMIX 12-60mmとLEICA 12-60mmの望遠端実写比較
LUMIX 12-60mmとLEICA 12-60mmの望遠域の中景実写比較
LUMIX 12-60mm 60mm 開放(F5.6)
LEICA 12-60mm 60mm 開放(F4.0)
この領域でついにLUMIX版の解像度に疑問が出てしまいました。。。
時計にピントを合わせようとしたのですが、どんなに頑張ってもこれ以上シャープに撮る事ができませんでした。。。
続いてF8.0。
LUMIX 12-60mm 60mm F8.0
LEICA 12-60mm 60mm F8.0
F8.0まで絞ると改善はされますが、他の領域と比較するとそれほど良い写りだとは感じられません。
この領域ではLEICA版が圧勝のように感じます。
ただ、このまま終わらすのは。。。
と思い、別のショットも撮ってみました。
LUMIX 12-60mmとLEICA 12-60mmの望遠域の近景実写比較
LUMIX 12-60mm 60mm 開放(F5.6)
LEICA 12-60mm 60mm 開放(F4.0)
換算24-120mmのレンズの望遠端だとポートレート的に撮影したい方も多いかと思ったので狛犬さんを撮ってみました。
この距離感だとLEICA版には劣りますが、値段の割には検討している写りをしているかな?と思えます。
LUMIX 12-60mm 60mm F8.0
LEICA 12-60mm 60mm F8.0
F8.0まで絞るとほぼ互角の写りになったかなと。
LUMIX版の望遠端は距離が離れるともしかしたら解像度が悪くなる傾向があるのかもしれません。
もしかしたら個体差なのかもしれませんので一概に言い切れませんが、LUMIX版の望遠端は遠景の撮影には注意が必要だという結果になりました。
LUMIX版では、これまでも望遠端の写りにあれ?と感じた事が何度かありました。
コウの所持するLUMIX 12-60mmだけかもしれませんが、望遠領域をトリミングして使えるレンズでは無いかな?と思っています。
LUMIX版はあくまでも換算24-120mmの領域で使うレンズだと思います。
と言うわけでまとめてみましょう。
まとめ
- 広角から標準域の解像度は同等、もしくはLUMIX版 12-60mmの方が若干良いように感じた。
- 中望遠域から望遠域ではLEICA版 12-60mmの方が高い解像度であり、遠景になるとさらにその傾向が強く出た。
- LEICA版の絵は、柔らかく曲線の立体感が特に美しく感じた。逆にLUMIX版は力強く迫力のある絵作りに感じた。
終わりに
LUMIX G VARIO 12-60mm/F3.5-5.6
LUMIX版の広角端は、個人的にかなり素晴らしいと思っています。
特に迫力のある絵を撮りたいときにはかなり相性の良いレンズなのではないでしょうか?
ただ、望遠域の写りはあまりオススメできるものではありませんでした。
ポートレートで使う分にはそれほど問題にならないかと思いますが、風景で使いたい場合は絞り値に気を使った方が良いと思います。
また、絞っても広角側程の解像度はないと思いますので、トリミングはあまり出来ないと考えておいた方が良いと思います。
個人的には、比較的汚れが気になる場面での使用や、広角は風景メインに、望遠側はポートレートメインで使い分けるレンズかと思いました。
割とファミリー向きのレンズではないかな?とも思います。
ただ、寄れるレンズですのでクローズアップ撮影も楽しめるので面白いレンズではあります。
LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm/F2.8-4.0
LEICA版は、広角側はLUMIX版にやや劣る気がしましたが全域を通してとても良い解像度でした。
そして、柔らかい描写は被写体がハマればとても面白い作品に仕上がるかと思います。
ただ、F8.0まで絞ると小絞りボケを起こしている気がしました。
F8.0まで絞ることは結構あるのですが、今後もう少し気をつけながら撮影したいなと感じました。
LEICA版 12-60mm ですが、本当に弱点の少ないレンズだなと感じました。
F値や最大撮影倍率もそうですが、写りも全域を通して平均以上で何をやらせてもそつなくコナしてくれます。
また、絵作りもLEICA独特の柔らかさも持っているため、個性も光るレンズで本当に素晴らしいレンズだなと感じています。
今回の記事ですが、WEBですので写真は圧縮されてハッキリと判断はしづらいかと思います。
もしもう少し高解像度の写真を見たいと思われる方が多ければ、工夫をしたいかとは思っていますので、ご意見頂ければと思います。
それでは次のページで最短撮影距離の比較についてご紹介したいと思います。