こんばんは。コウです。
最近、腰を痛めて変な歩き方になっているようです。
おかげで動きが鈍く、ドアで足を挟むという二次被害にあってしまいました。
よる年波には勝てませんな。。。
さて、写真の方はちょこちょこtwitterにアップしていますが、新しくアイテムを買ったのでご紹介しておきましょう。
おそらく実用的な一脚の中では最小最軽量だと思われる「Velbon Ultra Stick BK7」を購入しました。
この一脚はVelbon製ですが、ビックカメラさんのオリジナル商品になっています。
縮長25.5cmととてもコンパクトでありながら、全高137cmとそれなりの長さを確保できます。
自分は雲台を使用する事が前提だったので、Velbon QHD-43D(現行品はQHD-43D Nになります)をつけました。
そうすると約146cmで、LUMIXのG8のファインダー位置は約153cmになりアイレベルを確保できます。
そのため、身長があまり高くないコウには使える高さになりました。爆
ちなみに雲台を装着したときの見た目はこんな感じです。
ちょっと雲台が大きく感じるかも知れませんね。
この記事の目次
Velbon BK7+QHD-43D
ビックカメラの動画だと、QHD-33やQHD-33Mをオススメしていますね。
そちらを付けると約2cm低くなる感じでしょうか。
BK7は、おそらく小柄な男性や高身長でない女性の方であれば使える高さだと思います。
ただ背の高い方々は、BK7ではなくSUPER 8の方をオススメしておきます。
ちなみにこのBK7は、Velbon SUPER 8の1段目の脚をとっぱらったものだと思います。
このSUPER 8は縮長26cmなのに、全高156cmにもなる凄まじい一脚です。
Velbon ULTRA STICK SUPER 8
縮長と伸長を見ると全然 SUPER 8の方が良いじゃん!って思われるでしょうね。
まぁ、コウ自身も散々悩みましたから。
でも何でBK7にしたかと言うと、SUPER 8だと全開に伸ばす際に、広げた手が一杯一杯になりしっかりとロックをするのが難しい事が最も大きな理由でしょうか。。。
あとは、1段目が30mm径なのですが、スポンジを巻いているため結構太く感じて握りづらいとか。。。
まぁ、大柄な人では問題ないというか、SUPER 8の方が使いやすいかもしれません。
一応、この2機種の仕様を比較してみましょう。
Velbon ULTRA STICK SUPER 8 と BK7の仕様の比較
Velbon ULTRA STICK SUPER 8
本体重量:347g
縮長:260mm
伸長(全高):1560mm
脚径:30mm
推奨積載重量:3kg
段数:8段
Velbon ULTRA STICK BK7
本体重量:276g
縮長:255mm
伸長(全高):1370mm
脚径:27mm
推奨積載重量:3kg
段数:7段
数値で比較してみると全高以外はBK7の方が優れているように感じてしまいますね。
脚径は太い方が良いと判断される方も多いかと思いますが、推奨積載重量が同等であるため、コンパクトな27mm径を優としました。
縮長に関しては5mmしか差がありませんが、太さの差は3mm以上に感じるかと思います。
何故なら、SUPER 8は30mm径に肉厚のスポンジを巻いていますが、BK7は薄手のラバーを巻いています。
そのため、SUPER 8と比べるとBK7はかなりコンパクトに感じるかと思います。
ただ、値段が500円程度しか変わらないため、全高が19cm高いSUPER 8の方がお得に感じてしまう人もいるでしょうね。
ただ、コウの場合は雲台を用いればBK7でもアイレベルを確保できてしまいます。
また、それ以上の高さが欲しい場合はベルトポッド的に使用する事でカバーする事を考えたため、SUPER 8ではなくBK7を選択しました。
そして、ベルトポッド的に使用するために購入したものがこの一脚ホルダー。
中華製三脚で有名なBenroの商品ですね。
Benro 一脚ホルダー
現在取り扱いがないようですが、ホルダー以外に一脚をベルトポッド的に使うためのポケットも用意されています。
ところで、ベルトポッドって何?って思われたでしょうか?
知らない方もいらっしゃるかもしれませんので、ベルボンさんの商品リンクを貼り付けておきますね。
商品リンクの写真にあるように、ベルトポケットに一脚の先端を挿し込み、一脚として使用する商品です。
ただ、このBenroの一脚ホルダーがあれば、一脚を腰にぶら下げて携帯する事もできれば、ベルトポッドのように使用する事もできます。
とりあえず購入した商品を写真に撮ってみましたのでどうぞ。
Benro 一脚ホルダー 表
この写真サイズで見ると分かるかと思いますが、2箇所ポケットのようになっているのが分かるかと思います。
奥は貫通していて一脚をぶら下げる部分、手前はポケットになっていて一脚を挿し込む部分になっています。
Benro 一脚ホルダー 裏
裏にはベルトへの固定バンドがついています。
マジックテープ式になっていてベルトに固定することができるようになっています。
Benro 一脚ホルダー 上
上から見た感じです。
ホルダーに使用する部分ですが結構大きめに作られています。
自分が持っている最大径の一脚は29mmにスポンジを巻いたものがありますが、その脚は入りました。
ほぼ丁度なサイズであったため、SUPER 8も入るかと思いますが、ため指定なので保証はいたしません。。。
BK7に関しては、かなり余裕があってスカスカなサイズになります。
そのため、雲台のカメラ台部分を引っ掛けて使用する事になります。
見た目はこんな感じになります。
雲台をつけても鞄の大きさ次第で収納できるサイズではありますが、この方が使いやすいかと思っています。
また、挿し込み穴に余裕があるので比較的出し入れはしやすいかと思います。
残念ながらベルトポッド的に使用するための穴はまだ使用していません。。。
群衆の中で、上からどうしても撮りたい場面に遭遇すると使う予定です。笑
さて、折角なので「ベルボン ウルトラスティック BK7」を使用して撮影した作例を何枚かご紹介しましょう。
Twitterにアップした写真も含まれていますが、まずはマクロ撮影からです。
最近は風が強く被写体が揺れてしまうため、難しい撮影が多かったです。
そのため、ピントが微妙なものもありますがご容赦頂ければなと思います。
使用したのは一脚ですのであくまでも補助となります。
まぁ、風が強い場合は三脚を用いても被写体の揺れは防げませんが。。。
作例
作例 ニチニチソウ| LEICA DG MACRO 45mm
この作例は課題の残る写真になりました。
水滴に映る世界を真ん中よりの大き目の水滴にピントを合わせた方が良かったなと。
絞りに関しては、水滴の球体をしっかり表現したかったので、F11まで絞り込んでいます。
どの程度絞れば良いかわかりませんが、水滴をしっかりと表現するには絞り込んだ方が良いようです。
作例 ニチニチソウ2| LEICA DG MACRO 45mm
こちらはもう一輪のニチニチソウの中心を左上に持ってくきて、日差しがさしているように見立ててみました。
Twitterにもアップしていますが割と気に入っている作例です。
ちなみに2枚とも外付けストロボのFL200Lにワイドパネルを装着して撮影しています。
作例 コスモス| LEICA DG MACRO 45mm
こちらは日没後に外部ストロボのFL200Lを使用して撮影しました。
一番大きな水滴にピントを合わせたかったのですが、残念ながらズレてました。。。
ただ、手持ちで撮影するよりも一脚を使った方が遥かに楽です。
成功率が上がるため、撮影時間と編集時間を短縮する事ができますね。
作例 コスモス| LEICA DG MACRO 45mm
こちらもさっきと同様、日没後のコスモスになります。
絞りをF8.0に設定してみました。
F8.0でもそれなりにしっかりとした水滴になっているなと感じます。
現像は、背景の暗さを強調してローキーっぽさを出してみました。
本当はクリエイティブコントロールを使いたいのですが、ストロボを使用しているため、クリエイティブコントロールを使えません。。。
パナソニックさんには、ストロボ使用時でもクリエイティブコントロールを使えるよう頑張ってもらいたいですね。
作例 マツバギク| LEICA DG MACRO 45mm
マツバギクの作例は2枚ともTwitterにアップした写真になりますね。
こちらも、ストロボを使用しているためクリエイティブコントロールが使えません。
そのため、現像にてコントラスト調整で柔らかさを出してみました。
作例 マツバギク| LEICA DG MACRO 45mm
こちらは何か分からないかもしれませんが、マツバギクの葉になります。
プルプルした果肉っぽさが魅力的ですね。笑
この写真はSILKYPIXのテイスト「デジタルクロスプロセス ブルーグリーン」を使用しています。
このクロスプロセスと植物の緑との相性は抜群ですね!
作例 ホテイアオイ| LEICA DG MACRO 45mm
最近撮影した写真の中では最も気に入っている写真です。
こちらは絞りをF10にしてみました。
何となくF10が水滴を綺麗に表現している気がします。
ただ、この写真は上からの太陽の光と前からのストロボの光のバランスがとても良く、とても綺麗に撮影できた事が1番の要因だとも思っています。
いつもこれだけの状況を作り出せる技術があれば良いなと思いました。
やはり、写真は撮って覚えていく部分が沢山あるなと。
作例 ホテイアオイ| LEICA DG MACRO 45mm
こちらは、シベについている水滴をもっと上手く表現したかったのですが難しかったです。。。
色々試したのですが、結局画像を少し暗めに調整する事で見やすくしてみましたが、イマイチですね。
もっと色が濃い花だと綺麗に表現できたかもしれませんね。
作例 夕暮れの街並みと富士山 | LEICA DG MACRO 45mm
一脚の紹介にマクロ撮影ばかりも何なので、長時間露光?も撮ってみました。
夕暮れ時の風景です。
クリエイティブコントロールを使える条件ではあったのですが、どんどん暗くなってしまい、残念ながらこの一枚しか撮影できませんでした。。。
そのため、SILKYPIXの現像で彩度やコントラスト、明瞭度等をあげる事(その他色々弄ってます)でインプレッシブアート風にしてみました。
換算90mmでF8.0、シャッター速度0.5秒は結構優秀ではないでしょうか?
手ぶれ補正が強力になってきたとはいえ、手持ちだと流石にこの条件は無理かと思います。
今回一脚を使用してみて、むしろ手ぶれ補正が強力になってきたからこそ、一脚の優位性があがってきたように感じます。
そういう点でも、コンパクトで気軽に持ち運びができるベルボンのウルトラスティックシリーズはとてもオススメできる一脚です。
値段も三脚ほどは張らないので、検討してみてはどうでしょうか?
ただ、脚のロック方法が独自の機構であるため店頭で触ってみる事をオススメします。
伸縮が簡単だと感じる人も多いですが、苦手だと感じる人もいるようです。
何にせよ、このロック機構が初めての方は本番前に家で何度も練習する事をオススメします。
また、動画記録中の高さ調節はできないものと考えた方が良いと思います。
ロック機構上、ブレなく高さ調節をするのは困難だと思います。
コウはこのウルトラロック機構に慣れているため、むしろ使いやすいと思ってます。
最大まで伸ばすのはもちろんですが、途中の脚で固定したい場合は、ロックを全て外した後に自重で伸ばしきり、ロックしたい箇所を捻って仮止めし、余った脚を収納して完全にロックする手法を取ってます。
ただ、伸ばした後に長さ調節をする場合、2段目で微調整する事は比較的容易ですが、2段以上の長さを調節するのは、脚のロックを全て解除してやり直す事になるかと思います。
どうしても脚の全解除をしたくないという人は、滑り止め付きの手袋を使用すればできなくはないです。
最後は、オマケですが自撮り棒的に使ってみました。爆
BK7を使った自撮り | LUMIX GF7 + LEICA 15mm
「背景ないんかーい」と突っ込みたくなりますが、観光地でもない場所で自撮りするのは恥ずかしいので室内です。。。
折角サングラスをしたのですが、透過率がそれほどではないため目が見えてしまったので、お絵描きました。
このBK7は2段目に小さなスポンジがついているためそこを握って捻れば2段目の伸縮は容易に行えます。
そのため、それほど遠くから自撮りは出来ませんが、一人であれば割と十分な距離を稼げるかと思います。
換算30mmでこれだけ空間を空けられますのでSNS的には十分ではないでしょうか?
腕をもっと伸ばせば広く撮れますし、3,4段目まで伸ばせば普通の自撮り棒並みの長さになります。
また、GF7ですが自撮り用のシャッターモードがあり顔を手で隠して、顔を出すとシャッターが切れるモードがあります。
そのため、セルフタイマーやリモコン無しでも自撮り棒で自撮りができてしまいます。
少しズレてしまいますが、自撮り好きのSNSユーザーにはGFシリーズをオススメしておきます!笑
また、GFシリーズに付いてくるキットレンズは換算24mmであるため、もっと広く撮影できるので背景も入れやすいかと思います。
という事で久しぶりのブログを終わりにしたいかと思います。
いつもながら商品リンクを貼っておきますのでどうぞご利用くださいね。
ではでは、コウでした!