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LUMIX G8のレビュー | 購入から2年間使用した感想と作例

こんばんは。コウです。

毎日寒い日が続きますね。

 

この季節になるとネックウォーマーなしではいられないコウです。

ネックウォーマーってとても便利ですよね。かがんだり、作業中に邪魔にならないので重宝しています。

 

さて、今更感もありますが、これまでLUMIX G8で多くの写真を撮ってきました。

ご愛読下さる読者の皆さんは勿論ですが、このブログを支えてくれたG8への感謝の気持ちも込めてレビュー記事を書きたいと思います。

 

この記事の目次

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LUMIX G8Mを購入した理由

G8が発売される前、実はGH5を待っていました。

その当時望んでいたスペックは、

  • 防塵防滴
  • 金属ボディ
  • 5軸手ぶれ補正
  • 動画の撮影時間無制限
  • 4K60P
  • 4K動画時のクロップなし

と言ったところでしょうか?

 

それが、全く想像していない時にLUMIX G8が発表されました。

その発表を見て考えが変わりました。

 

前面のみですが、金属ボディであり、4K項目を除けば全てをクリアしている。

加えて、Gシリーズという事もあり値段的にもリーズナブルで、ボディサイズも持ち歩きに困らないサイズ。

 

これは良い!と。

 

これならば毎日持ち歩いても苦にならないし、スペック的にもしばらく問題ないだろうと。

ちなみに何故上記のようなスペックを欲しがっていたかと言うと、

  • 防塵防滴 : 雨の日の撮影でも使える。アウトドアシーンで余計な気を使わなくて良い。
  • 金属ボディ : プラボディだと重いレンズを付けた際に歪んでいる気がする。
  • 5軸手ぶれ補正 : 手持ち&歩きながら動画が撮りたかった。手持ちで夜景&マクロ撮影がしたかった。
  • 動画撮影時間無制限 : 30分以上のショーものを撮影する事があるから。
  • 4K60P : 動画で撮影後、静止画切り出しをする際、30Pより倍速いシャッター速度を稼げるから。
  • 4K動画のクロップなし : センサーの面積が小さくなるため、室内撮影では不利になるため。

 

と言ったところでしょうか。

 

4Kに関しては妥協しているように感じるかもしれませんが、G8購入時は10年程前のMacを使っていました。

そのため、4K60Pはとても編集できないだろうし、4K30Pでも厳しいだろうと。

 

実際に、当時5〜10分程度の4K動画でさえiMovieの書き出しに数時間かかっていました。

そして、G8を購入後、MacのHDが3回やられてしまいました。。。

ってなワケで、OSのアップデートも限界にきていたし、流石にMACを新しいものに買い換えました。

 

あれ?少し話しがそれてしまいましたね。

え〜と、まぁ当時のPCのマシンスペックでは4Kに力をあまり入れられなかったという事です。

 

それに、4KではGH5に劣りますが、小さなボディサイズと内蔵フラッシュを装備している点に特にひかれました。

やはり内蔵フラッシュがあると、気軽に夜景撮りをする際便利ですし、条件が合えば日中シンクロにも使えます。

 

そして、これまでGシリーズで採用していなかったバッテリーグリップにはとても心を打たれました。

GH5の発表の陰に隠れてしまいましたが、本気の民生用カメラを作ってきたと思いました。

 

LUMIX G9-PRO等にアップグレードしていない理由

そして、G8を購入してから、GH5、G9-PRO、GX7MK3と魅力的なカメラが次々と発売されましたが乗り換えを決意する事もなく現在もメインカメラとして活躍しています。

確かにGH5、G9-PROはとても魅力的なカメラであり、LUMIXでは間違いなくフラッグシップモデルです。

 

しかし、大柄になったボディがやはりネックです。

ジョイスティックはとても魅力に感じますが、取り回しの良いG8から乗り換えると、毎日持ち歩く際に不満を抱えたでしょう。

そして、買い足しを考えるのであれば、もう少し世代が違うものが欲しいと思ってしまいます。

 

折角なので、ここでGH5、G9-PROよりG8が気に入っている点をあげてみましょう。

  • 2機種に比べて小柄、軽量で取り回しが良い。
  • 2機種にはない内蔵フラッシュがある。
  • G9-PROは動画30分制限がある。

 

コウにとってこの3点は結構大きかったようです。

以前、G8のセンサーを傷つけたという記事を書きましたが、その際に、最後の一点がとても大きくG9-PROに乗り換える事は出来ませんでした。

また、GH5にしたとしてもその大柄なボディから、おそらくGX7クラスのカメラが欲しくなってしまうだろうと。。。

 

そう、取り回しを考えるならG8よりGX7系の方が良いのです。

しかし、G8からGX7系に乗り換えるのはちょっとキツイんです。

 

なぜなら、G8はGX7系より有利な点が多くあります。

  • 防塵防滴である。
  • 前面だけだが金属ボディである。(初代GX7を除く)
  • マイク入力端子がある。
  • 動画制限がない。
  • グリップが良いので持ちやすい。
  • バッテリーグリップがある。

 

こんなところでしょうか?

GX7系はデザインを含めて、とても良いカメラだと思います。

しかし、残念な事にメインとして使用するにはコウにとって痒いところに手が届かない一台な訳です。

 

結果、発売から2年経っていたにも関わらず、G8を使い続ける決断をしました。

G8はLUMIXの中でフラッグシップではありません。しかし、防塵防滴や動画制限のないスペックは一般使用においてストレスのない撮影を提供してくれます。

 

そのため、コウ個人としてはそのコストパフォーマンスと機動性、性能の高さから民生用カメラのフラッグシップの称号を与えたいくらいです。

ファミリーカメラであったGシリーズを磨き上げてここまで到達させたパナソニックさんには感服ですし、とても感謝しています。

 

また、「Lumixで行こう!」を始めるきっかけを作ってくれたG8にも感謝です。

そして、当然ながら当ブログをご愛読頂いている読者の皆さんにも感謝です。

 

そう言った思いも込めて、未投稿のもの投稿済みのものも含めてG8で撮った作例をご紹介していきたいと思います。

あっ、作例の前にここで軽くLUMIX G8の仕様を紹介したいと思います。

LUMIX G8の仕様

  • カメラ部有効画素数:1600万画素
  • 動画撮影:MP4は4K30Pまで,AVCHD ProgressiveはFHD 60Pまで
  • ファインダー:約236万ドット 有機EL(OLED) LVF方式で、視野率/倍率は約100%/1.48倍
  • 手ぶれ補正:撮像素子シフト方式の5軸補正で最大5段(Dual I.S.2 対応)
  • 連続シャッター:高速時は約9コマ/秒(AFS時) / 約6コマ/秒(AFC時)(メカシャッターのみ表示)
  • フラッシュ同調速度:1/160sec以下
  • 接続端子:USB(充電はできません),HDMI,REMOTE(レリーズスイッチ),(外部マイク)
  • WiFi:あり
  • 外形寸法:幅 約128.4mm x 高さ 約89.0mm x 奥行 約74.3mm
  • 重さ:G8本体は約505g(ボディキャップなし、バッテリー、メモリーカード含む),G8Mは約715g(DMC-G8付属レンズ12-60mm、バッテリー、メモリーカード含む)

 

それでは、ここからLUMIX G8MやLUMIX G8にいくつかのレンズで撮影した作例をご紹介したいと思います。

 

LUMIX G8M

LUMIX 12-60mm |作例 | 広角側

LUMIX G8, LUMIX G VARIO 12-60mm/F3.5-5.6, F7.1, 1/400, 24mm(35mm換算)

 

LUMIX 12-60mm | 作例 | 98mm

LUMIX G8, LUMIX G VARIO 12-60mm/F3.5-5.6, F7.1, 1/400, 98mm(35mm換算)

 

相変わらず鶴岡八幡宮好きですね。。。笑

新しくレンズ買ったりすると必ずと言って良いほど試し撮りに来てしまいます。

 

LUMIX 12-60mmはとてもシャープで抜けが良い絵を提供してくれます。

また、5倍ズームとズームレンジも広いため、明るい場所であればこれ一本で割と間に合ってしまいます。

F値は平凡な分、このズームレンジのレンズとしてはとても軽量でコンパクトなレンズに仕上がっています。

 

特に広角側の解像度は特筆で、個人的にはLEICA 12-60mmより良いのでは?と思っています。

ただ、コウの所持しているレンズは望遠端の開放で遠景を撮影するとあまり解像度が良くないようです。

そのため、トリミング前提で遠景を撮影することは避けるようにしています。

 

ただ、とても寄れるレンズで望遠端では0.54倍(35mm換算)の最大撮影倍率を誇ります。

LEICA 12-60mmには劣りますが、簡易マクロとしては十分で花などの撮影にも対応する事ができます。

 

そして、G8の強力なボディ内手ぶれ補正とLUMIX 12-60mmのレンズ内手ぶれ補正を組み合わせたDUAL I.S.2を使用すれば気軽に手持ち簡易マクロが撮影できます。

流石に被写体ぶれは防げませんので、連写はした方が良いですが比較的楽に手持ちで簡易マクロ撮影が可能です。

LUMIX G8Mを使用した簡易マクロ撮影

LUMIX 12-60mm | 作例 | 彼岸花

LUMIX G8, LUMIX G VARIO 12-60mm/F3.5-5.6, F5.6, 1/250, 120mm(35mm換算)

 

LUMIX 12-60mm | 作例 | 秋桜と蜜蜂

LUMIX G8, LUMIX G VARIO 12-60mm/F3.5-5.6, F5.6, 1/250, 120mm(35mm換算)

 

また、LUMIXの特徴と言えばクリエイティブコントロールだと思います。

当然ですが、このG8にもクリエイティブコントロールは付いており、このキットレンズで撮影した作例をご紹介したいと思います。

 

LUMIX G8Mでクリエイティブコントロールを使用した作例

 

LUMIX G8, LUMIX G VARIO 12-60mm/F3.5-5.6, F5.6, 1/80, 86mm(35mm換算)

 

こちらは手水舎で水を汲む場面を撮影したものですが、モノクロは明暗がハッキリとしている場面や水、金属なんかと相性が良く、とても印象に残る一枚に仕上げられたと思っています。

次は今回、LUMIX 12-60mmで撮影した作例の中で最後の一枚になりますが、このレンズとG8の魅力の一つである防塵防滴を生かした作例になります。

 

LUMIX G8, LUMIX G VARIO 12-60mm/F3.5-5.6, F5.6, 1/160, 110mm(35mm換算)

 

このLUMIX 12-60mmとG8は防塵防滴機能を持っており、多少の雨であれば使用可能です。

そのため、梅雨時の紫陽花を撮影する事も可能です。

 

また、この作例は紫陽花の色と花をより強調したかったのでトイポップを使用しました。

G8のレンズキットは、比較的携帯性が良く、雨の日でも手持ちで水滴を生かした花の撮影を、より魅力的に表現できます。

 

沢山のカメラが出回ってますが、これだけの事ができるのはG8のレンズキットを含めて数えるほどしかないでしょう(レンズキットで)。

また、LUMIX 12-60mmは現在中古で比較的安価で出回っています。

 

そのため、壊してしまったとしてもダメージが比較的少ないため、アウトドアシーン等で積極的に使用する事ができると思います。

防塵防滴レンズは高価なものが多いですが、比較的高性能でラフに扱える貴重なレンズであるため、コウはLEICA 12-60mmを所持しても手放せないレンズとなっています。

 

次にこのレンズで撮影した動画を少し紹介しますが、動画での使用は少し扱いづらいと思います。

なぜなら、ズームリングが硬いため、動画撮影中にズームをするとカクカクなってしまうからです。。。

 

ただ、取り回しの良いボディサイズで簡易マクロ、防塵防滴性能を持ちながら、4K動画を撮影できるキットはおそらくこのG8しかないのではないでしょうか?

(あったらすいません。。。)

前にも述べましたが、これだけ高機能でありながらリーズナブルでコンパクトなとろこが、民生用カメラのフラッグシップの称号を与えたい由縁でしょうか。

 

ちょっと前置きが長くなっていまいましたがLUMIX 12-60mmで手持ち撮影した動画です。

LUMIX G8Mを使用して撮影した動画

少し手ブレが気になるかもしれませんね。。。

これは自分の設定ミスです。どうも手ぶれ補正で電子補正をONにするとカメラを動かした際のカクカク感が増すようでイマイチな動画になってしまいました。

例としてはイマイチかもしれませんがLUMIX 12-60mmで撮影した動画の雰囲気を味わっていただければと思います。

LUMIX G8M

 

続いて、望遠レンズのLUMIX PZ 45-175mmで撮影した作例に行ってみましょう。

LUMIX G X VARIO PZ 45-175mm/F4.0-5.6

樹脂製なためとても軽量でコンパクト。

そして電動ズームですがズームリングで調節可能なためとても使いやすいです。

 

また、全長が伸びないところがこのレンズの良い点でもありますね。

高倍率ズームの14-140mmを購入すると出番が減る方が多いかと思いますが、オリンパスのTCON-17Xを付けて換算600mmクラスで遊べたり、軽量で全長が伸びないため工場夜景の撮影にはベストなレンズの一つだと思います。

LUMIX 45-175mm | 作例 | コサギ

LUMIX G8, LUMIX G X VARIO PZ 45-175mm/F4.0-5.6, F5.6, 1/400, 350mm?(35mm換算)

LUMIX 45-175mm | 作例 | かもめ

LUMIX G8, LUMIX G X VARIO PZ 45-175mm/F4.0-5.6, F6.3, 1/1000, 595mm(35mm換算)

 

現在は、DUAL I.S.に対応したため、手持ちでも結構撮影できます。

また、G8の動体撮影はそれ程悪くないため、慣れれば特に問題ないと思います。

 

コウは、連射速度を中速(M)に設定しています。

連射速度は6コマ/秒になりますが、ファインダーのブラックアウトがほとんど気になりません。

 

ファインダーのブラックアウトが気になる方は試してみてもらえたらと思います。

ちなみに、1枚目はTCON-17Xを付けたかどうか覚えていないのですが、2枚目はテレコンを付けて撮影したものになります。

 

次は先にも述べた工場夜景を撮影した作例を2枚ほどご紹介したいと思います。

LUMIX 45-175mm | 作例 | 明瞭度無しの工場夜景1

LUMIX G8, LUMIX G X VARIO PZ 45-175mm/F4.0-5.6, F9.0, 5sec, 320mm(35mm換算)

LUMIX 45-175mm | 作例 | 千鳥橋からの夜景(明瞭度無し)

LUMIX G8, LUMIX G X VARIO PZ 45-175mm/F4.0-5.6, F9.0, 5sec, 350mm(35mm換算)

 

この2枚の工場夜景の作例は、強風が吹き荒れる中、Velbon UT-45(HEAD:QHD-U5D)を使用して撮影したものになります。

おそらくこの装備だと、m43クラスのカメラを使い、さらにこのレンズでなければこの写真は撮れなかったのではないかと思います。

 

撮影当日は、通勤用のリュックタイプのカメラバックに三脚とカメラを入れて仕事帰りにそのまま撮影に向かいました。

これが出来てしまえるLUMIX G8とVelbon UTシリーズの組み合わせには本当に助けられています。

 

いや〜、本当に感謝せずには要られませんね。。。笑

さて、夜景と来れば、G8の強力な手ぶれ補正が気になるところですよね。

 

って事で手持ち夜景写真に行ってみましょう。

使ったレンズはLUMIX X 12-35mmになります。

LUMIX G X VARIO 12-35mm/F2.8

※撮影に使用しているのは旧型です。

LUMIX 12-35mm | 作例 | イルミネーション1

LUMIX G8, LUMIX G X VARIO 12-35mm/F2.8, F3.5, 1/5, 24mm(35mm換算)

LUMIX 12-35mm | 作例 | イルミネーション2

LUMIX G8, LUMIX G X VARIO 12-35mm/F2.8, F7.1, 1/10, 24mm(35mm換算)

実際にコウが使っているレンズは旧型のため、DUAL I.S.しか使えませんが、1枚目は換算24mmで1/5secで撮影しています。

手ぶれ補正が効いても点光源だとブレが目立つかと思いますが、手持ちでこれだけしっかりと撮影出来てしまえることに驚いてしまいました。

 

ちなみにF値は3.5で撮影しているため、どうやら理屈上はキットレンズでもこのレベルのものを撮影できるという事になりますね。

いや〜、本当に最近の技術力というのは素晴らしいものがありますね。

 

また、こちらのイルミネーションについては動画でも撮影していますので、こちらも合わせて見ていただければと思います。

 

G8にLUMIX 12-35mmを装着して、歩き撮りしたものと手持ちでイルミネーションを撮影した動画になります。

どちらも一応4Kで撮影してみました。

 

歩き撮りをしている動画は、撮影したものを家で見て驚いてしまいました。

今では自分にとってスタンダードになってしまいましたが、歩きながら撮影した動画を見る気になれた事に当時は本当にこのカメラを買って良かった!

そう思わせてくれた事を覚えています。

 

12-35mmとくれば35-100mmしかありませんね。

次は、もう一つのXレンズである35-100mm/F2.8で撮影した作例をご紹介しましょう。

LUMIX G X VARIO 35-100mm/F2.8

※撮影に使用しているのは旧型です。

LUMIX X 35-100mm | 作例 | 都会の煌めき(ソフトフォーカス無し)

LUMIX G8, LUMIX G X VARIO 35-100mm/F2.8, F2.8, 1/20, 70mm(35mm換算)

LUMIX X 35-100mm | 作例 | 花とイルミネーション(ソフトフォーカス無し)

LUMIX G8, LUMIX G X VARIO 35-100mm/F2.8, F2.8, 1/40, 200mm(35mm換算)

 

このレンズも、コウが持っているものは旧型になりますので、新型はこれ以上の手ぶれ補正効果があると思ってもらって良いかと思います。

また、2枚とも手持ちで撮影したもので、現像では、かなりコントラストを強調してみました。

 

なお、LUMIXのクリエイティブコントロールのソフトフォーカスを使用して、柔らかい雰囲気で撮影した作例をこちらの記事で紹介しているので、興味のある方は是非ご覧下さい。

 

ちなみに、2枚ともISO1600まで上がっていますが、それほどノイズは気になりませんね。

画素数は1600万画素と少なめな事が良いのか、ISO1600程度ならこの手の写真であればあまり気にならないようですね。

 

ここまでを振り返ってみると、G8は本当に何でも撮れてしまえるなと感心してしまいますね。

もしかしたら、こう言うのを親バカと言うのかもしれませんね。。。苦笑

 

最後は、悩みましたがG8と同様このブログを支えてくれているマクロレンズの写真をあげてみましょう。

LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8

LEICA 45mm | 作例 | カーネーション

LUMIX G8, LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8, F2.8, 1/13, 90mm(35mm換算)

LEICA 45mm | 作例 | オレンジのガーベラと紫のカーネーション

LUMIX G8, LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8, F10, 1.3sec, 90mm(35mm換算)

 

LUMIX G8という訳ではありませんが、マイクロフォーサーズの大きな特徴の一つにはマクロに強いという利点があります。

マイクロフォーサーズのマクロレンズは、35mm換算すると最大撮影倍率が2倍となっています。

 

これは、フルサイズの等倍マクロより2倍大きく写せるという事です。

これら3枚の写真はトリミングもしていないし、エクステンションチューブすら使用していません。

 

カメラとマクロレンズのみでここまで大きく写せてしまえるのです。

マクロ撮影において、より大きく写せるの事は本当に撮影を楽しくしてくれます。

 

この他、こちらの記事でも水滴写真を紹介しているので合わせてご覧頂ければと思います。

 

これもLUMIX G8の、いやマイクロフォーサーズの良さの一つとして皆さんに知ってもらえたらと思っています。

え〜と、この辺りでレビューをまとめてみましょう。

 

LUMIX G8Mのレビュー

良い点

  • 価格がリーズナブルで手が届きやすい。
  • 軽量でコンパクトなため取り回しが良い。
  • グリップがしっかりしているため持ちやすい。
  • マイク入力端子があり、動画の撮影時間制限がない。
  • キットレンズを含め、防塵防滴でありアウトドアなどでも使いやすい。
  • キットレンズは、5倍ズームで簡易マクロを含めオールマイティに対応する事ができる。
  • 内蔵フラッシュが付いている。
  • 前面のみだが金属製ボディである。
  • 基本的なカメラ性能は有しており、それほどストレスを感じず撮影する事ができる。
  • 4Kフォト及び4K30Pの動画を撮影する事ができる。
  • バッテリーグリップも装着可能。

 

悪い点

  • 発売から2年経っている。
  • キットレンズの望遠端は、開放で撮影すると遠景の解像度があまり良くない(コウの所持レンズにおいて)。
  • キットレンズに手ぶれ補正ON/OFFスイッチとAF/MF切り替えスイッチがない。
  • ハイレゾショットや4K60Pなど最先端の機能は有していない。
  • コンパクトといえど、GX7系に比べると嵩張る。
  • 4K撮影時はクロップされ焦点距離が1.4倍になり、高感度特性が落ちてしまう。
  • 4K撮影時のオートフォーカスは、あまり良くない。
  • バッテリーの持ちがあまり良くない。
  • 純正のバッテリーグリップが高い。

 

こんなとろこでしょうか?

悪い点も色々書いてますが、結構搾り出して書いています。

 

キットレンズのスイッチ操作などは、本体で切り替え可能ですし、バッテリーも某S社のバッテリーが使えたりするようです。。。苦笑

また試してはいませんが、ROWAさんから互換バッテリーグリップなんかも出ているようですね。

4K関連については、仕方ない部分もありますが、それ以外については割と解決できる事が多いです。

 

ハイレゾショットや4K60P等が欲しければ、G9-PRO等をお勧めしますが、そうでなければG8は多くの人にオススメできるカメラです。

これからカメラを始めたい方も、割とすぐ上達すると思いますので予算に余裕があるならこのグレードあたりから購入された方が良いのではと個人的に思います。

 

特に三脚を使い夜景を撮影してみたい方は、リモートスイッチが使えたり、本体にAF/MF切り替えスイッチがついている機種を選んだ方が良いかと思います。

レリーズスイッチに関しては、Bluetoothが進化してバルブ撮影の可能になってくるかもしれませんが、そこはちょっと分かりませんので。。。

(バルブ撮影:シャッターボタンを押している間中、シャッターが開いた状態になるモードで数分〜数時間の露光も可能な撮影法)

 

ただ、カメラを買う上で大事になってくるのは、性能もそうですが自分が好きになれるかどうかも重要な要素だと思います。

そのカメラ自体を好きでいられれば、性能云々は二の次に長く使い続けられるものです。

 

長い記事になりましたが、カメラを探している方にとって良い一台が見つかることを願いながらこの辺で終わりにしたいと思います。

それでは皆さん、素敵な写真LIFEを!

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