こんばんは。コウです。
タイトルが旅のタイトルになってしまってますね!笑
でも、お盆休みに何処にも行っていないコウにとっては、この工場夜景撮影が旅行みたいなものです!笑
2日連続となりますが、川崎の工場夜景撮影に行ってきました!
今回は、川崎千鳥町に行ってきました。
工場夜景の記事はこれで2本目ですね。
川崎の千鳥町までの経路ですが、京急大師線の小島新田駅から徒歩30分ぐらいでしょうか?
小島新田駅から、iPhoneのSiriで「日本触媒前までの経路」と言って道案内をしてもらいました。
この記事の目次
小島新田駅からの経路
改札を出てそのまま進むと、歩道橋に登る階段があるので、そこを登ってそのまま地図上のルートを進んでいきました。
おそらく道に迷うことなく行けるかと思います。
前回は、工場夜景撮影時のカメラ設定について書いていなかったので、今回は書いてみましょう。
工場夜景撮影時のカメラ設定
- レンズ、及びボディ内手ぶれ補正はOFF。
- F値はF5.6〜9.0程度で、ISOは出来るだけ低めにし、シャッター速度で露出調整。
- 撮影モードはマニュアルで、露出はアンダー気味(暗め)になるようにする。
- フォーカスは、マニュアルフォーカスに設定
- 長秒ノイズ除去をON。
こんな所でしょうか?
手ぶれ補正は、数秒単位になると切っておいた方が良いかと思います。
最初はONにして撮影していたら、かなりヒドイ揺れになっていました。
風で揺れたものとは思えない程のブレだったため、OFFにするとまともなブレ加減になっていたため、やはり説明書の通りOFFにしておいた方が無難かと思います。
F値についてですが、これはあくまでマイクロフォーサーズの設定値です。
他の大きなフォーマットに関しては、もう少し大きめになるかと思います。
夜景撮影は、現像を前提に撮影した方が良いかと思います。
白飛びをすると、取り戻せないためアンダー気味(暗め)で撮影して、現像で調整するのが良いかと思います。
フォーカスについてですが、暗いためオートフォーカスの精度が落ちることと、三脚に固定した状態で何枚か撮影するため、フォーカスを固定していた方が撮影しやすい事もありマニュアルフォーカスで行いました。
オートフォーカスでも良いかもしれませんが、試していないため何とも言えません。。。
長秒ノイズ除去は、長時間露光時特有のノイズを取り除いてくれる機能です。
ただ、撮影時のシャッター速度と同じ時間をかけて除去をするため、倍の時間がかかってしまいます。
それでも、画像のディテールには影響がないため、瞬間を狙う必要がない場合はONにした方が良いと思います。
ツラツラと書いてみましたが、この辺は基本的に本の受け売りというやつですね。
また、工場撮影場所なども本を読んで調べました。
前回の記事も同様ですが、初めて工場夜景を撮影したコウでもそれなりに撮影できたのはこの本のおかげです。
夜の絶景写真 工場夜景
撮影や現像のコツ、日本の工場夜景の名所ガイドも載っているため、工場夜景に挑戦してみたい方は読んでみてはどうでしょうか?
工場夜景に特化していますが、初めて工場夜景に挑戦したコウにとっては、とても参考になりました。
レンズの選択も、この本に撮影場所毎に焦点距離が記載されているので、それを参考に持ち出しました。
今回撮影に使用したレンズは、LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm/F2.8-4.0とLUMIX G X VARIO PZ 45-175mm/F4.0-5.6になります。
また、三脚は前回の記事と同様、Velbon UT-45の脚と雲台としてQHD-U5Dを使用しました。
この三脚のレビューについてはこちらをご覧頂ければと思います。
m43のレンズの中では320gと重い部類に入りますが、それでも他のフォーマットに比べれば軽い部類に入ります。特に、比較的明るい5倍ズーム(換算:24-120mm)という事を考えれば、驚異的な軽さになります。
また望遠レンズには、LUMIX G X VARIO PZ 45-175mm/F4.0-5.6を使用しました。
鏡筒はプラスチック製で、少々安っぽいですが、その代わり210gと換算90-350mmとは思えないほど軽量です。
そして、光学系は見た目以上に優秀で、こちらも全領域で高い解像度を持っています。
今回使ってみて思ったのは、ブレの気になる望遠域の長時間露光撮影においてこの軽さと解像度はとても大きな武器なのでは?と思いました。
あまり深く考えず持ち出しましたが、長時間露光撮影にはとても相性の良いレンズだと感じました。
それでは、工場夜景撮影の旅で撮影した写真の紹介といきましょう!笑
今回は、CGっぽさは少なくして現実感の残る仕上がりを意識してみました。
作例 川崎千鳥町 工場夜景 1 | LEICA 12-60mm
今回の撮影は、前回より時間があったため、レンズ交換をしながら撮影してみました。
次の写真は、結果的に、レンズ交換の必要性がなかったのですが、アップで撮影した写真です。
作例 川崎千鳥町 工場夜景 1 | LUMIX PZ 45-175mm
F値が10になっていますね。。。
これは多分、シャッター速度を下げるつもりが間違えてF値を上げてしまったのだと思います。。。
でも、まぁ割と綺麗に撮れているかと。
ただ、カメラ設定についてはしっかりと確認しないといけませんね、、、反省です。
作例 川崎千鳥町 工場夜景 3 | LEICA 12-60mm
工場夜景としては、空の部分が多くなりすぎてますが、この写真はお気に入りの一枚です。
夜景に限らず、奥行き感のある写真は個人的に好きな写真なんです。
次は、望遠レンズでグッと寄ってみました。
作例 川崎千鳥町 工場夜景 4 | LUMIX PZ 45-175mm
寄った写真は、機械感が増えて面白いですね。
被写体は変わりますが、引き続きLUMIX PZ 45-175mmでアップ写真。
作例 川崎千鳥町 工場夜景 5 | LUMIX PZ 45-175mm
なんかロボットみたいで面白くて好きです。
プラントの形に意味はあるのだと思いますが、色々と違う形があって撮影する方は楽しめますね。
作例 川崎千鳥町 工場夜景 6 | LEICA 12-60mm
錆び感を狙ってみたのですが、少しインパクトに欠けますねぇ。
今度は望遠レンズで、気を取り直してもう一枚。
作例 川崎千鳥町 工場夜景 7 | LUMIX PZ 45-175mm
割と普通な感じですが、個人的に後からジワジワとくる作例です。笑
次は遠景でしょうか?
ここからは、LUMIX G X PZ 45-175mm/F3.5-5.6 のみですね。
作例 川崎千鳥町 工場夜景 8 | LUMIX PZ 45-175mm
川を入れて撮りたかったので。。。
もっと、水面に映りこみが綺麗に出たら良かったのですが、まぁ今回はこんなもので。。。
次は、グッと寄ってみました。
作例 川崎千鳥町 工場夜景 9 | LUMIX PZ 45-175mm
最後の一枚は、千鳥橋からの写真です。
揺れやすい橋の上からである事、そして橋の上という事もありとても風が強く、撮影するのにかなり苦労しました。。。
使用した三脚は、Velbon UT-45 (雲台はQHD-U5Dに変更)で、トラベル三脚の中でも軽量のものになりますが、これだけ風が強いとハスキークラスの重量級三脚でないと厳しいのでは?と思ってしまいました。
ただ、電車で移動する人は、重量級の大型三脚は、他の乗客の迷惑になったり、体力の消耗にもなるのであまりオススメ出来るものではありません。
個人的には、UT-45よりワンランク上のシリーズをオススメしたいのですが、コウ自身が思っていた以上に、工夫次第でUT-45 (雲台はQHD-U5Dに変更)で撮影できてしまいました。
ただ、コウが使用しているカメラが、マイクロフォーサーズ(m43)で軽量級の一眼カメラである事もあるとは思いますが。。。
UT-4系とm43の良いところは、毎日持ち歩けるサイズと重量です。
工夫をする必要はあるかもしれませんが、このセットでもこのレベルのものは撮影できるという事が分かり、コウ自身驚いています。
あれ?少し話がそれてしまいましたね。
すいません。
写真の紹介に戻りましょう。
最後は、風と地面の揺れが気になるため、ISO400まで上げなんとか撮影をしてみました。
作例 川崎千鳥町 工場夜景 10 | LUMIX PZ 45-175mm
風と地面の揺れに悩まされて、苦労して撮った一枚です。
そう言った部分もありますが、色々含めて今回の写真の中で一番気に入っている写真になります。
撮影は、橋の真ん中では揺れが大きいので、端の方で撮影しました。
風は、あまりにも強く風よけの傘が吹き飛ばされそうになったので、弱くなった時を狙って撮影しました。
まぁ、船があればもっと最高だったのですが、お盆だった事もあるので仕方なかったかもしれませんね。
今回は、前回ほど近い距離で撮れなかったため、迫力では劣りますが、時間に余裕があったため、色々撮影できて良かったです。
色々撮れて楽しかったので、ついついコラージュを作ってしまいました。
こうして見ると中々煌びやかで良いですね。
夏の川崎 〜 工場夜景撮影の旅 〜 コラージュ写真
無料ソフトなので、あまり解像度は良くないですが、雰囲気を楽しむ分には問題ないかもしれませんね。
なんか、本当に旅行に行った気分になれました!笑